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労働条件通知書、内定後に見るのは3か所|現役エージェントが確認してほしいところ

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内定が出て労働条件通知書が届きました。項目が多くて、どこを見ればいいのか分かりません……

内定の連絡のあとに届く労働条件通知書。雇用期間や就業時間、給与など細かい項目が並んでいて、どこから見ればいいか迷いますよね。

確認してほしいのは、年収の内訳・休日・勤務地の3か所です。

私が見てきた中で、入社してから「聞いていた話と違う」となりやすいのがこの3か所です。賞与は金額まで書かれていないことがある。休日は「完全」が付くかどうかで日数が変わる。勤務地は変更の範囲の欄まで読まないと分からない。どれも、通知書をさっと見ただけでは気づきにくいところです。承諾の返事をする前に、この3か所を読んで、分からないところは聞いておきましょう。

年収は賞与の金額が書かれていないことがある

提示された年収が通知書でどう書かれているかを確かめましょう。

通知書の賃金の欄には基本給や手当など、毎月の給料が書いてあります。ただ、賞与は金額まで書かれていないことがあります。業績や評価によって変わるので、会社も入社前には明確な金額を約束できないんですよね。

通知書が届いたら、提示された年収を「毎月の給料×12か月」と「賞与」に分けて書き出してみてください。賞与の分が通知書で分からなければ、そこは会社に聞いて確かめましょう。

賞与のことって、内定のあとに聞いてもいいんですか? お金のことばかり気にしていると思われそうで……

ぽに

ここは、オファー面談などでストレートに聞いて大丈夫です。

聞き方として、

「提示いただいた年収のうち、賞与はどのくらいを見込んでいますか」

「昨年の賞与は、どのくらいの実績でしたか」

賞与の分が分かると、入社後の年収の見込みを立てられます。

毎月の給料に固定残業代(みなし残業)が入っている場合は、何時間分なのかも見ておきましょう。固定残業代の見方は、求人票の記事に書いています。

→ 求人票、給料の前に見る3か所

休日は求人票と同じ書き方か

休日の欄は、求人票や会社のホームページに書いてあった内容と同じかを確かめましょう。ずれやすいのは次の2つです。

完全週休2日と週休2日は別のもの

「完全週休2日制」は、毎週2日の休みがある制度です。

「週休2日制」は、月に1回以上、休みが2日ある週がある制度。隔週や月1回だけ週2日休み、という会社も含まれます(厚生労働省)。

「完全」が付くかどうかで、1年の休みの日数が変わってきます。通知書と求人票で、ここの書き方がそろっているかを見てください。

土日休みでも当番で出勤する日がある

面接で「土日休み」と聞いていても、当番制で土日に出勤する日があるケースもあります。通知書の休日の欄に「当番」「シフト」といった言葉がないかも見ておきましょう。

通知書の文字だけでは分からないときは、人事やエージェントを通して年間休日のスケジュール表などを見せてもらいましょう。実際にどの日が休みなのかが分かります。

勤務地は変更の範囲の欄まで読む

通知書の就業の場所の欄は、たとえばこう書かれます。

(雇入れ直後)〇〇支店の住所 (変更の範囲)会社指定の場所

「雇入れ直後」は入社したときの勤務地、「変更の範囲」はこの先変わる可能性がある勤務地です。勤務地の住所だけ見て安心せず、変更の範囲の欄まで読んでください。

異動があるなら想定されるケースを聞いておく

変更の範囲が「会社指定の場所」なら、会社の都合で勤務地が変わることはあります。

変更の範囲に書いてあることが多いので、どこまで含まれるのかを確かめておきましょう。異動があるなら、想定されるケースを前もって聞いておいてください。

違っていたら入社前に誰に聞けばいい?

読んで気になるところがあったら、入社前に確かめてください。あなたがオファー面談で承諾した条件をもとに、会社は入社の受け入れを進めます。内定承諾をした後に変更してもらうのはなかなか難しかったりします。

エージェント経由ならエージェントに

エージェント経由で応募しているなら、気になるところをエージェントに伝えてください。自分からは聞きにくいことも代わりに会社に聞いてもらえます。

自己応募の場合は人事に直接

自己応募で内定をもらえた場合なら、人事に直接聞いてください。オファー面談でどんなことを聞いておくといいかは、noteにまとめています。

→ オファー面談、遠慮しなくていい理由と承諾前に聞く8つのこと(note)

口頭で聞いたことはメールでも確かめる

電話や面談で聞いた答えは、あとでメールでも確かめておくと安心です。聞いた内容が文字で残るので、言った言わないになりにくくなります。

勤務地を書いてもらっても入社してまもなく別の支店になった

私が担当した方で、こんなことがありました。

最初に届いた労働条件通知書では、本社勤務の予定でした。オファー面談で会社から「〇〇勤務で採用するから、うちに来てほしい」と言われ、本人はその場で入社を決めました。言った言わないにならないよう、通知書の勤務地をその場所の住所に書き直してもらっています。

入社してまもなく、別の支店への配属が決まりました。会社は「経験を積んでから、約束の勤務地に移したい」という考えでしたが、本人は通勤が長くて耐えられなかった。社内で相談しても変わらず、早いうちに辞めることになりました。

通知書の住所を書き直してもらっても、変更の範囲が「会社指定の場所」なら、こういうことは起こります。勤務地が譲れない条件なら、変更の範囲の欄まで確かめて、異動の見込みを承諾する前に聞いておいてください。

書面で確かめられることには限りがあります。条件は分かったけれど、承諾するか決めきれないときは、判断基準を一緒に整理するご相談もお受けしています。

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まとめ

通知書が届いたらやること

年収の内訳・休日・勤務地の3か所を読む。賞与の見込み・休みの日数・勤務地の変更の範囲で分からないところは、承諾の返事をする前に聞く。

あなたの転職活動を応援しています。

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